一体型屋外監視カメラシステム
概要
「軽量・コンパクト・設置場所を選ばない」をコンセプトに、 カメラ、照明、バッテリー、 通信機能を内蔵した一体型の屋外監視カメラシステムの開発を進めています。
特徴
- 商用電源が取れない現場でも間欠的に動作し、画像配信します
- エア・ワイパー機能を搭載し、水滴やホコリなど撮影の障害になる異物を除去し、 鮮明な画像取得が可能です
- 独自の鮮明化技術で撮影の難しかった夜間にも対応
- 画像処理機能により河川の水位観測も可能 (国土交通省革新的河川管理プロジェクトにて実証実験中)
片手で持てる軽量・コンパクト設計
168mm(W)x350mm(D)x190mm(H)、片手で持てる5kg以下の小型軽量設計。
バッテリーを内蔵しており、上部に設置した太陽電池による完全自立運用が可能です。
商用電源確保が不要で設置場所を選びません。
鮮明化機能で夜間監視にも対応
夜間、降雨など鮮明な画像取得が困難な場合にも、弊社独自の画像鮮明化技術により
クリアな映像を取得します。
本体内蔵の赤外照明と合わせて、夜間監視にも対応します。
エア・ワイパーで雨でも安心
弊社独自のエア・ワイパー機構を内蔵し、撮影直前に高速空気流で カメラ前面の水滴を除去し、クリアな画像取得が可能です。
3G/LTE通信に対応
3G/LTEの移動体通信網に対応し、現地で撮影した映像をインターネット経由で管理サーバ
やメールサーバに転送します。
SMSによる動作モード変更、低ランニングコストな
LPWA(sigfox)への対応も予定しています。
画像処理にも対応
内臓のCPUは各種の画像処理にも対応します。
現在、国土交通省革新的河川管理プロジェクトの一環として、洪水に特化した
水位監視システムとしての実証実験を神奈川県の鳥山川(鶴見川の支流)で実施中です。
赤外線再帰性反射材を使用した量水標(特許出願中)と組み合わせることで、
夜間や暴風雨時にも安定 した水位計測を実現しています。
仕様概要(暫定仕様)
主な仕様 |
カメラ:800万画素(3456×2464ピクセル) *選択可 2眼(2カメラ)対応 ネットワーク:モバイル回線 標準3G/LTE対応 (LPWA対応予定) ネットワーク機能:FTP、Telnet、リモートメンテナンス ローカル録画 GPS対応可 照明対応:赤外、白色LED(自動点灯制御) ソーラパネル対応 画像処理機能:検知、鮮明化、切出し etc エア・ワイパー 標準バッテリ(12V / 3~6Ah) 接点制御 |
使用環境 | 温度 -10~50℃ 湿度 40~90%(結露なきこと) |
形状・重量 | 168(W)×350(D)×190(H)mm (突起部除く) 約5kg以下 |
※製品化にあたり、予告なく仕様が変更されることがあります。